スマート遮熱 「THB」
スマート遮熱とは北海道で先駆けとなった、遮熱材「THB」(トップ・ヒート・バリアー)の
優れた輻射熱反射と低放射性能を正しく理解し、賢く活用する事です。
従来の断熱材では防げなかった、輻射熱による熱移動を止めることで、建物の冷暖房費削減や、
設備のエネルギー使用量削減など、大幅な・省エネ・コスト削減・環境改善に役立てることが
出来ます。








遮熱とは

宇宙空間で、45分毎に +120℃、 -120℃の過酷な条件にさらされる
宇宙船や宇宙服は、断熱材では対応する事ができません。
そこで、熱をさえぎる(遮る)遮熱工法が採用され、民間に広まりました。
遮熱工法とは金属の高反射機能を利用し、輻射熱を反射するシステムで、
高純度アルミ圧延材料を使用した遮熱材 が THB です。

★輻射熱対策が重要なわけ
・輻射熱は-273℃以上の物質から放射される電磁波の一種で、 私たちの
体からも放射されています。
解り易い例では、太陽光は宇宙空間(真空)や大気(空気)を暖めませんが、
人や物に当たるとその分子構造を振動させ熱に変わります。
水の分子を振動させて加熱する電子レンジと同じ原理です。
・熱は必ず高い方から→低い方に移動します。
夏に太陽で高温となった屋根の熱は、温度の低い室内へ移動。
その熱を冷やすために多くの冷房エネルギーが消費されます。
冬は暖房で暖められた室内の熱が、温度の低い屋外に移動。
逃げた熱を補う為に多くの 暖房エネルギーが消費されます。
・輻射熱を受けると、屋根やコンクリートなどは熱くなります。空気を大量に含んだ
断熱材も輻射熱で熱くなり、熱の移動を遅らせるためには相当な厚さが必要です。
テレビ朝日 たけしのみんなの家庭の医学で、[新型熱中症]徹底解明&夜間熱中症
として紹介されました。
日中温められた建物の熱が、夜になって室内に放熱され、夜間に発生する熱中症が
問題となっています。
・建物を通過する全熱量の約75%は輻射熱で、残り約25%は伝導熱と対流熱です。
従って、省エネや健康に大きな影響をもたらす、輻射熱をコントロールする事が重要です。
その輻射熱を98%反射する遮熱材 THB は、大幅な省エネに貢献できます。
詳しくは、日本遮熱株式会社のURLを参照ください。